2022.03.31
2022年3月15日(火)にオンラインセミナー「データドリブン社会を支えるIT企業とは」を実施しました。
本セミナーでは、「エキスパートによるデータ流通ビジネスのマネタイズ事例」をサブテーマに、
データ利活用のビジネスに携わる4名の方にご講演いただきました。
当日は、トータル110PVの方にご覧いただきました。申込数に対して67.5%と、オンラインセミナーとしてはかなり高い割合でご視聴いただき、データ利活用に対する関心の高さを実感しました。
アンケートの回答からも、「データ利活用に興味がある」と「データを活用したビジネスに興味がある」を合わせると6割の方が、データ利活用に興味をおもちでご視聴いただいたことがわかります。
また、質問も多く寄せられ、時間が足りずお答えできなかったものもございました。
(後日、メールにて回答を送りしております)
今後、さらに本格的にデータドリブン社会に向かって動き出す中で、ISCOとして何ができるのか、可能性は無限大だと思っているので、引き続きデータ利活用の検討とそれを実行に移していくことを加速していく必要があると考えております。
基調講演① データドリブン社会とは。中小企業でのデータ利活用
一般社団法人データ社会推進協議会 事務局長 眞野 浩 氏
「データドリブン社会」とは「データ流通ビジネス」とはなんぞや、ということをわかりやすく説明いただきました。データ流通ビジネスに参入するコツなども具体的にお話しいただき、中小企業がデータを利活用するきっかかも理解することができました。
基調講演② データドリブン市場をターゲットにしたIT企業のビジネス戦略
株式会社ディジタルグロースアカデミア 代表取締役社長 高橋 範光 氏
DXの潮流において欠くことのできない、デジタル人材の育成に携わる高橋氏からは、「2025年の崖」でIT企業が直面する未来において、これまでの売り上げに依存しない新たなビジネス戦略の重要性を説明いただきました。沖縄で「データドリブンビジネス」をするとしたら、というアイデアも交えて聞くことができました。
基調講演③ データドリブン社会におけるIT企業を支えるプラットフォーム
KDDI株式会社 ソリューション事業本部 サービス企画開発本部
5G・IoTサービス企画部 プラットフォームG
グループリーダー 佐々木 徹 氏
5Gの解説と5Gでできる体験を具体的にお話しいただきました。ネットワークの強化により実現できたビジネス分野での新しい取り組みと、データを循環させることでできる、新たな価値を提案するプラットフォームをご紹介いただきました。
事例紹介① 沖縄県内におけるデータ利活用事業事例
株式会社JTB沖縄 事業開発担当マネージャー 萩本 隆志 氏
沖縄県内でデータを利活用したサービス「Taview」は、スマートフォンに最適化されたデジタル施策(スタンプラリーやアンケートなど)と、分析機能をパッケージ化しており、利用者はQRコードを読み取るだけで使うことができます。データを集めて分析し、経営施策の検討につながりうる県内の具体的事例をご紹介いただきました。